top of page

地域を支える消防団活動を通じて

  • 執筆者の写真: 和久 眞山
    和久 眞山
  • 6月12日
  • 読了時間: 2分

来週、消防団員として消防学校で開催される教育訓練に参加する予定です。これを機に、私自身が消防団活動を通じて感じていることをまとめてみたいと思います。

実は、私は数年前まで消防団について十分な理解をしていませんでした。消防団というと、北海道などの地方部において地域の消防活動を支える組織というイメージが強く、政令指定都市である仙台市にも消防団が存在し、活動していることを詳しくは知りませんでした。

北海道に移住していた際には、地域活動の一環として消防団に所属し、消火栓の点検や河川の取水口の確認・清掃などの活動に携わりました。一方、仙台市では消防署が充実していることから、そのような活動は消防職員が担っているものと思っていました。

実際に仙台市の消防団に入団してみると、火災予防の広報活動や巡回、防火啓発資料の配布、地域行事への協力など、地域住民に密着した活動が数多く行われていることを知りました。消防団は火災や災害時だけでなく、平常時から地域の安全・安心を支える重要な役割を担っています。

その一方で、多くの地域で団員不足が課題となっています。私が所属する消防団にも定年制があり、私自身も今年度末で退団を迎える予定です。地域防災を支えるためには新たな担い手の確保が不可欠ですが、団員の高齢化が進み、若い世代の加入が十分とは言えない状況があります。

消防団には長い歴史があり、多くの伝統や慣習が受け継がれています。それらは地域の財産である一方で、時代の変化に合わせた見直しも必要ではないかと感じています。働き方やライフスタイルが多様化する中で、若い世代が参加しやすい環境づくりや活動内容の見直しが求められているのではないでしょうか。

また、近年は消防団の報酬や運営の在り方についても社会的な関心が高まっています。地域住民の信頼を維持しながら、透明性の高い運営を行うことも重要な課題の一つです。

災害はいつ発生するかわかりません。その際、地域で支え合う「共助」の力は非常に重要です。消防団はその中核を担う存在であり、今後も地域防災に欠かすことのできない組織であることに変わりはありません。

私自身、退団までの残された期間を通じて多くのことを学び、地域防災への理解を深めるとともに、その経験を行政書士としての地域活動にも活かしていきたいと考えています。

 
 
 

コメント


bottom of page