親が亡くなった後、相続手続きは何から始める?
- 和久 眞山
- 8月12日
- 読了時間: 3分

親が亡くなった後、葬儀などが終わると、次に気になるのが相続手続きです。
「何から始めればいいのか分からない」「銀行の預金はどうすればいい?」「兄弟で話し合う必要があるの?」
相続は初めて経験する方も多く、戸惑うのは当然です。
まずは、次の5つを確認しましょう。
① 相続人を確認する
最初に、誰が相続人になるのかを確認します。
そのためには、亡くなった方の戸籍を出生から死亡まで確認する必要があります。
再婚や前の婚姻による子どもがいる場合など、家族が把握していなかった相続人が判明することもあります。
② 財産と借金を確認する
次に、親がどのような財産を残しているのかを確認します。
預貯金、不動産、株式、生命保険、自動車などに加え、借入金や未払い金などの負債も確認します。
通帳や郵便物、固定資産税の通知書などが手掛かりになります。
③ 遺言書を確認する
遺言書が残されていないか確認します。
公正証書遺言や、自筆証書遺言書保管制度を利用している場合もあります。
自宅などで自筆証書遺言が見つかった場合は、勝手に開封せず、検認が必要か確認しましょう。
④ 相続人で遺産の分け方を話し合う
遺言書がない場合などは、相続人全員で「誰が何を相続するのか」を話し合います。
これを遺産分割協議といいます。
話し合いがまとまったら、遺産分割協議書を作成することがあります。
⑤ 期限のある手続きに注意する
相続には、期限が決められている手続きがあります。
特に、借金などがあり相続放棄を検討する場合は、原則として相続の開始を知った時から3か月以内という期限があります。
また、相続税の申告が必要な場合にも期限があります。
「まだ何も決まっていないから」と放置せず、早めに全体を整理することが大切です。
相続は「最初の整理」が大切です
相続手続きは、
相続人を確認する↓財産を確認する↓遺言書を確認する↓遺産の分け方を決める↓必要な手続きを進める
という流れで考えると分かりやすくなります。
ただし、相続人や財産の状況によって必要な手続きは異なります。
行政書士は、戸籍の収集、相続人調査、遺産分割協議書の作成など、相続に関する書類作成をサポートできます。
一方、不動産の相続登記は司法書士、相続税の申告は税理士、相続人間の争いについては弁護士など、それぞれ専門家の分野があります。
「何から始めればいいのか分からない」という段階でも構いません。
行政書士・社会福祉士としてお話を伺いながら、必要な手続きを一緒に整理します。
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